バドミントンのラケットを不用品として処分するために必要な作業と分別方法
レジャーやスポーツ用品の中には不用品として処分する方法に頭を悩ませる物もあります。バドミントンで使用するラケットも同様に、正しい処分方法を知らない人も多いのが実情です。
見た目の印象から家庭用のごみとして出してしまいがちですが、バドミントンのラケットはそのまま出すことはできません。
自治体によって細かい違いはありますが大半の所で家庭用の可燃、不燃ごみは一辺が30cm以内の物に限られるというルールが設けられています。バドミントンのラケットは直径30cmを超えているためそのままでは粗大ゴミとして出さなくてはいけません。
粗大ゴミは品物で金額が変わるためラケットの場合は回収に数百円程度掛かります。また、家庭用の収集とは別扱いになるので個人で依頼をして指定された日に出す、もしくは直接持ち込まなければいけません。
費用や時間の手間を省きたいのであれば直径30cmに収まるように切断する必要があります。テニスに比べてバドミントンのラケットはシャフト部分が細いので切断自体はそれほど難しくはありません。とはいえ、足を支柱にして力任せに折り曲げるようなことをすれば思わぬ怪我に繋がります。ノコギリなど工具を使って切り落とすのが基本です。
シャフトの中心を切断してグリップとフェイス部分に分ければ家庭用のごみとして出すことができます。フェイス部分に貼ってあるガットは燃えるごみですが、フレーム部分は使われている素材で処分方法が違うので注意が必要です。金属が使われている場合は不燃ごみ、それ以外は可燃ごみとなります。
一昔前であれば重量で判断できましたが品質の向上に伴って金属でも軽量仕上げになっているため、見た目で判断するのは簡単ではありません。
わからない時は磁石を使うことで金属か否かを判断することが可能です。可燃、不燃問わず正しく分別されていないごみは回収しないというルールが設けられています。思い込みで判断をせずに素材の確認することが大切です。